先日、近藤真彦さんのラジオが面白いという記事で私がスーパーフォーミュラを見に行ってきた
ということを書いた。
今回は東北大会で宮城ということなので青森からも近く、
よく魔物が住むといわれ、波乱な展開が起こり、みる場面が多くて楽しめそう
だと思ったので、試しに行ってみた。
余談だが、
ちなみに一回だけサーキットに行ったことがある。そう鈴鹿サーキットだ。
その時は、ファン感謝デーということで、レースというよりは幅広くモータースポーツを
知るという導入的なものだったので、実際のレースは見れていなかったのだ。
(この話はまた後で記事にでも…)
趣味に熱心なおじさまたちと若い女性も多い
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スポーツランドSUGOに到着し、ゲートオープンまで時間を潰すことに…
駐車場に入ってくる車を見ていると、いかにも車好きというような車が沢山。
体感だが、ホンダのシビック・タイプRをよく見た気がする。
私はプリウスで行ったのだが、少々恥ずかしい気持ちになった。(別に気にしないが)
予想では、金持ちのおじさまばっかり見にくるのかと思っていたが、
若い男性や女性も多くいて、モータスポーツの普及が進んでいるような実感が湧いた。
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ゲートがオープンし、入ってみると、会場が広すぎる。
バスがあったので楽だったが、徒歩で外周をなぞるとなると6キロほどかかるらしい。
やっぱりサーキットは広いが、このコースを1分で走るフォーミュラカーもすごい。
グランドスタンドとヴィレッジという場所は結構離れていてしんどかった。
結構がっかりしたのは、お店の出店だ。
比べるものでもないが、ファン感謝デーの時は相当な数のお店が開かれていた。
今回は指で数えられるぐらいで、内容も写真が撮れるなどあまり好ましいものではなかった。
これはSuperGTに期待するとしようではないか。
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TEAM MUGEN 野尻 智紀選手とリアム・ローソン選手
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TGM Grand Prix 大湯 都史樹選手とジェム・ブリュックバシェ選手
スーパーフォーミュラ以外のレース
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土曜日に行われていたのは、レジェンドカーレースというレースだ。
いかにもアメリカ感の強い車だ。
存在も知らなかったのだが、速さと騒音度はピカイチだ。
一瞬でこのレースの虜になった。
レーシングカートの次はこの車でステップアップもいいだろうし、
金持ちはこれでサーキットを走ってみるのもアリだと思った。
参入度合いも低く、200万程度で車両が購入できるらしい。(空冷と水冷の2種類あるとか)
これからも追っていく可能性があるレースだった。
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一瞬だけ見ると、「あれ?スーパーフォーミュラ?」となるが、そうではない。
これは、スーパーフォーミュラ・ライツというレースらしい。
あまり詳しくはないが、多分F2、F3のような立ち位置なのかもしれない。
だが、音もフォーミュラカー同然で、土日で決勝が3回も行われていた。
そこまで周回数も多くなく、見やすさの極みのようなレースだった。
(1コーナーの突っ込みがスーパーフォーミュラの方が迫力があったのは事実)
知らなかったレースが見られるのはきた甲斐があった。
初めてのピットウォーク
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人が多く、肖像権とか言われると困るので、あまり写真は載せられないが、ご了承してほしい。
入ってみると、すぐ横はさっきまでフリー走行をしていたあのコース。
もう心拍数が上がりまくりだ。
ダンロップの文字が予想以上に大きくて、気持ちとしては奈良の大仏と肩を並べそうだ。
さっきまで走行していたので、フォーミュラカーのお手入れを各チームがしているのだが、
こんなに細かいところまで見ちゃっていいのかとワクワクが止まらない。
選手が出てくるまでは、レースクイーンの写真撮影。
途中でどっちを見にきているのかよくわからなかったが、まあそれも醍醐味だろう。
疲れた体に鞭を打って、選手たちがサイン&写真撮影しにきてくれた。
なんとリアム・ローソン選手が帽子にサインをしてくれたのだ。
もうこれは無限を応援するしかない。
他にも大湯選手が安全第一の帽子をかぶってサイン会をしていたのを見て
速い選手はカッコよくてファンサービスもすごい。
そう感じるピットウォークだった。
また余談だが、ピットウォーク待ち時間で近藤監督が見えたので、嬉しかった。
ジャニーズ時代より距離が近くなった気がして、ファンにでもなろうかなと思った。
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これは映してよかったのかわからないので、ダメなら言って欲しい。
F1でよく見るタイヤウォーマー(タイヤの暖かくして、グリップしやすくする)
が使えないので、天日干しして温めているという情報を聞いていたのだが、
実際に見れてよかった。
トークショーはいつ見てもおもしろい
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写真は脇阪寿一さんと土屋圭市さんだ。
スーパーフォーミュラとは関係がなさそうだと思っていたのだが、
私が生まれる前は、フォーミュラの実況を担当していたらしく、やはりプロは売れっ子だ。
お二人の掛け合いと、司会との掛け合いもどっちも面白かった。
Youtubeでもあると思うのでぜひ聞いてみて欲しい。
この前には大湯選手がトークショーに出ており、今回こそは完走という
突っ込んでいいのかわからないが、面白かったので問題ないだろう。
やっぱり目的はスーパーフォーミュラ
・フリー走行
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近藤監督も言っていたが、SUGOはコースと観戦席が近いということをおっしゃっていた。
スマホで撮ったのであまりいい写真ではないが、それでも近いことは一目瞭然だろう。
近いということは音もうるさいということだ。
タイヤの焼けた匂いとエンジン音の二刀流が私を興奮させていた。
・予選
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Q1 Aグループでは、TGM Grand Prixのジェム・ブリュックバシェ選手が
姿勢を崩し、フロント、リアウィングともに破損してしまった。
前日には電車が止まるほどの雨だったらしく、芝生の表面が乾いていたけど、中は湿ってる
という感じで滑ってしまったのかもしれない。
最終的には大湯選手がポールポジションということで、
今回こそは!という気持ちが高まっていただろう。
・決勝
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結果としては、VANTELIN TEAM TOM’Sの宮田 莉朋選手が1位となった。
やはり先週はル・マンで刺激を受けたのだろうか。
大湯選手は1コーナーの飛び出しで不具合が起こりリタイヤ?、
ローソン選手は5位と隙を見逃さずにプッシュしていた。
1コーナーから見ていたのだが、選手によって飛び込み度合いが変わり、
見る場所によっては、どこでブレーキングをしているのか、アクセルを開けているのか
が音でわかり、こっちまで緊張していた。
推しが勝ったわけではないが、宮田選手も素晴らしいドライビングで応援したくなった。
今回の観戦はいい経験ができた。