先日、ビールを買おうとスーパーに行ったら限定商品が出ていました。
それはパーフェクトサントリービール〈エールビール〉だったのですが、
エールビールってなんだ!?
と思ったため、調べてみました!
(ちなみにパーフェクトサントリービール〈エールビール〉は凄く飲みやすく、苦味がすぐ消える感じでビールが苦手な人にもおすすめです)
私と同じくエールビールがわからない方はぜひご覧ください!
エールビールとは?
エールビールは、ビールの一種で、特に上面発酵法を用いて醸造されることが特徴です。
(ちなみにラガービールは、下面発酵法を用いて醸造されることが特徴です)
上面発酵ビールは、発酵が進むと麦汁の上部に酵母が浮き上がる性質の酵母を使ったビールです。
発酵温度は15~20℃くらいで、ペールエール、スタウト、アルト、ヴァイツェンといったビールが上面発酵酵母を使って醸造されています。
エールビールは、温度が比較的高い15~24℃程度で発酵が行われるため、発酵が速く進みます。
一方、下面発酵ビールは、上面発酵酵母とは逆に、発酵が進むにつれて、タンクの底の方に沈降していく酵母を使って醸造されています。
発酵温度は約10℃で、日本のビールのほとんどは下面発酵酵母を使用しています。
ラガービールの総称でもあり、ピルスナー、ミュンヘナーなどがあります。
エールビールの特徴は、豊かな香りとコクのある味わいにあります。使用される酵母がフルーティーで複雑な風味を生み出しやすいため、ホップやモルトの香りと相まって、多様な風味を楽しむことができます。
エールビールの代表的なスタイル
エールビールの代表的なスタイルとその特徴を詳しく説明します!
ペールエール(Pale Ale)
淡い琥珀色から銅色のビールで、適度なホップの苦味とバランスの取れたモルトの風味が特徴です。
フルーティーでホップの香りが強く、モルトの甘味も感じられる。
インディアペールエール(IPA)
ペールエールの一種で、特にホップの使用量が多く、強い苦味と香りが特徴です。元々は長期保存と輸送に耐えるように作られました。
柑橘系、松、草のようなホップの香りが強く、苦味が際立つ。
ブラウンエール(Brown Ale)
濃い琥珀色から茶色のビールで、ナッツやキャラメル、チョコレートのような風味が特徴です。
マイルドで甘味があり、モルトの風味が豊か。
ポーター(Porter)
18世紀にイギリスで誕生した濃い色のビールで、チョコレートやコーヒーのようなローストした麦芽の風味が特徴です。
カラメル、チョコレート、コーヒーのような深い風味があり、やや甘め。
スタウト(Stout)
ポーターから発展したビールで、さらに濃く、アルコール度数も高いことが多いです。ギネスが代表的なブランドです。
非常にローストされた麦芽の風味が強く、コーヒーやビターチョコレートのような味わい。
アンバーエール(Amber Ale)
赤銅色から深い琥珀色のビールで、バランスの取れたホップとモルトの風味が特徴です。
モルトの甘味とカラメル風味、適度なホップの苦味。
バーレーワイン(Barleywine)
非常にアルコール度数が高く、ワインのように強い風味が特徴のビールです。
非常に濃厚で、モルトの甘味、フルーティーな香り、そして強いホップの苦味。
ベルジャンエール(Belgian Ale)
ベルギーで生産される独特のエールで、多様なスタイルがあります。トラピスト修道院で作られるものが有名です。
フルーティーでスパイシーな酵母の風味、甘味と苦味のバランスが良い。
まとめ
いかがだったでしょうか!?
ビールの種類は地域や醸造所ごとに多様であり、新しいスタイルも次々と生まれています。
個々のエールスタイルは、使用する原材料や醸造方法、発酵条件によって風味が大きく異なり、これがエールの魅力の一つとなっています。